「くらしの助け合いの会第16回全体交流会」を開催しました。
参加者:一般参加者8名 コーディネーター14名

初めに、主催者を代表して、くらしの助け合いの会のコーディネーターの小川さんからご挨拶をいただきました。(くらしの助け合いの会は、1993年に水戸市で発足しました。)

◆学習の内容
・国の温暖化防止目標
・茨城県の温暖化防止対策
・家庭で取り組んだ温暖化対策
・これまで温暖化対策を啓発・実践して思うこと
・温暖化防止の環の拡大について
国は温暖化防止目標を具体的に定め、2030年までに温室効果ガス削減目標を2013年比で 26.0%としています。茨城県でも温暖化防止対策として、 省エネ・再エネ設備導入に係る融資制度や、中小規模事業所省エネルギー診断、県民向け茨城エコスタイルの推進などを行っています。
講師の梶川様は、ご家族で温暖化対策を行っていて、様々な具体的な取り組みを教えてくださいました。 瞬間湯沸かし器の購入、夏場だけ日陰を作るのために植物を家の周りに植える、遮熱効果のためにカーテンをもう1枚重ねて層を作る、ご両親は小さい部屋に生活の場所を移した、エアコンの買い替え、節水型トイレに変更、買い物はみんなで、グリーンカーテン、節水シャワーヘッド、照明のLED化、天気のいい日はスクーターで通勤などなど……

・お買い物の中で、不要なエコバックをもらわない勇気も必要だと思います。
・買い換えた冷蔵庫をゴミとして出す場合、エネルギーの問題はどうなのですか?
→家電はメンテナンスをしながら大事に使った方がよいと思います。ものによっては、最新型にした方がよいものがあります。また、毎日の生活の中でできるだけいらない物はもらわないことです。
・日常生活の中のプラスチックゴミの問題についてお聞きしたい。スーパーへ持っていけない包装などのゴミが多いです。
→ゴミを燃やす時にエネルギーになるプラスチックゴミが減った場合は、助燃材(コークス、廃油、重油)を使って温度を1,500℃以上にします。そうしないと、ダイオキシンが出ます。分別できるものは分別して出し、納豆の容器などは洗う手間やエネルギーがかかるので燃やしてよいと思います。
・前の話中で出た分別できないものをゴミとして燃やすことは、CO2削減としてはどうなのですか?
→温度を1,500℃まで上げるということは、余計な熱も出ます。その熱で発電し、エネルギーとして入ったものは有効利用しています。また、燃えない金属などは回収できるシステムを持っています。
◆参加者の感想
・ 講師の方の生活を実際に示して説明されたので、分かりやすかったです。
・ 講師の方のたくさんのエコ活を聞いて、自分が取り組めること、見直しできる機会を持てたので、今回参加できてよかったです。
・ 二酸化炭素の削減は、みんなで取り組んでいかなければいけないと思いました。
・ これからも、エコに関するいろいろな情報を知りたいと思いました。

それぞれの生活スタイルに合わせ、10年後や20年後を見据えて、ムリをしないでエコ活動をしたいと思いました。
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