2022年3月3日(木) 10時〜11時30分 オンライン(Zoom)にて各自宅より参加
参加者:9名(組合員2名 ブロック委員7名)
北西ブロック今年度最後のオンライン学習会、ワルツ株式会社の「紅茶のおいしい入れ方、楽しみ方教室」を開催しました。

今回は、ワルツ株式会社で取り扱っている「ディルマ」の紅茶について詳しくお話を聞かせていただきました。
「ディルマ」は紅茶の産地スリランカ(セイロン)で誕生した初の紅茶ブランドです。創業者は、メリル・J・フェルナンドさん。スリランカ人初のティーテイスター訓練生の1人として、ロンドンに渡り紅茶の味作りを学んだ方です。
一般的な紅茶ブランドは、インドやスリランカなどの産地から茶葉を仕入れ、ヨーロッパでブレンド・製品化してから消費国へ届けられるので、茶摘みから製品化まで数ヶ月以上を要するのですが、「ディルマ」は紅茶の栽培・収穫から製品化までをすべてスリランカで行うため、茶摘みから1日で紅茶になり、4週間前後で製品化できるそうです。
新鮮な紅茶本来の美味しさをお届けするとともに、毎年収益の15%以上を活用して、茶園で働く人々の暮らしの向上、貧困やハンディキャップを抱えた人々の自立支援、持続可能な環境開発等で、確実に産地スリランカへ還元され、地域社会の自立的、持続可能な発展に役立てられています。
また、東海コープ事業連合会では、ディルマ紅茶を1点ご利用ごとに1円を拠出し、小学校へ入学する子どもたちへスクールバッグを寄贈しているそうです。いばらきコープにも広がるといいですね。
素晴らしい「ディルマ」の紅茶のお話を聞かせていただいたあとは、おいしい紅茶の入れ方を講師の宮澤様に教えていただき、実際に参加者の皆さんが各自宅で入れて味わいました。
美味しい紅茶の入れ方
1.温めておいたティーカップにティーバッグを1袋入れます。
2.沸騰したての熱湯を注いでフタをし、ストレートティーの場合は3分、ミルクティーの場合は5分を目安に蒸らします。
3.目安の時間が経ったら、全体を混ぜて濃さを均一にし、ティーバッグを取り外します。

紅茶を楽しむキーワードは、
・眼(視覚)で色の特徴を
・鼻(嗅覚)で香りを
・舌(味覚)で味わいの個性を楽しむ
ことだそうです。また、同じスリランカ産で同じ製法で作られた紅茶でも標高差によって大きく異なった個性が生まれます。

皆さん、いつも飲んでいる紅茶との香りや味の違いに顔がほころび、ミュートを外して会話も弾みました♪
参加者の皆さんからの感想
・家でも外でも紅茶を飲んだ時、えぐみが気になる事が多く、美味しい紅茶とはどういう味なのか知りたくて参加しました。今日教えていただいた通りにするとえぐみは出ずに香りと旨味が抽出されてとても豊かなお味になりました。
・普段飲んでいる紅茶とは全く違って、あまりの美味しさに驚きました。
・今までの紅茶の飲み方が、大きく間違っていた事がよく分かりました。
・美味しい紅茶の入れ方を教わって、ゆったりとしたい時に入れてみたいなと思いました。
・アレンジティーも ぜひ試してみたいです。
・紅茶よりもコーヒー派だったのですが、紅茶の美味しさにハマりました。
・紅茶が1日で出来る事、茶葉の等級について、産地による違いなど、紅茶について今まで知らなかった事がたくさんあり、今後選ぶ際の参考にしたいです。また、社会貢献になるのも嬉しいです。
皆さん、素敵なティータイムが過ごせたようで良かったです。教わった美味しい紅茶の入れ方でこれからも紅茶を楽しめる学習会となりました。
また、教わったアレンジティー「ナッツミルクティー」も作ってみました。アレンジティーもたくさん教えていただいたのでこれからも色々と楽しみたいです。

ナッツの食感と、溶けていくマシュマロの甘さが絶妙で、とても美味しかったです。
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