24 2023ピースアクション

2024年4月 8日 (月)

ピースアクションinオキナワ「第41回沖縄戦跡・基地めぐり」に参加してきました

2024年3月27日~3月29日
開催場所:沖縄県
参加者:182名

沖縄県生活協同組合と日本生活協同組合共催の「ピースアクションinオキナワ」にいばらきコープから職員1名と組合員理事1名で参加してきました。
今回は5年ぶりに全国の生協から組合員とそのご家族が参加されました。


1日目はダブルツリーbyヒルトン那覇首里城2階首里の間で学習講演・沖縄戦体験者の講演・大学生からの報告がありました。

学習講演では、琉球大学教育学部副学部長の山口剛史さんから平和を正しく学び合い、ひとりひとりが平和について関心を持つことの大切さについてお話を聞きました。
沖縄戦体験者の波平元維(もとしげ)さんは当日体調を崩されて欠席されたため動画で体験談を聴きました。
また、波平さんへの聞き取りをした南信乃介さんは、沖縄でも今の子どもたちは沖縄戦を自分事として考えにくいので平和教育にも工夫が必要だと話していました。

今年3月に大学を卒業したばかりの吉村珠李さんからは、よりよい生活と平和を実現するために大学生協で取り組んできたことの報告がありました。

その後、前後の参加者と講演で印象に残ったことや、次の日からのフィールドワークに期待することなどを話し合いました。


2日目はいよいよフィールドワークです。
私たちは沖縄戦や基地問題を幅広く学ぶことができる「しっかり学ぼうコース」に参加しました。
行程は次の通りです。

辺野古テント村→瀬嵩(せだけ)の浜→伊芸サービスエリアで昼食休憩→チビチリガマ→米軍上陸の地碑→沖縄海底電信線記念碑→道の駅かでな→砂辺馬場公園(バスの車窓から見学)→嘉数高台(トーチカも見学)→青丘之塔

テント村

辺野古テント村では、新基地反対運動として「座り込み」による非暴力の闘いをしています。
本土からも座り込みに参加する人もいるようですが、年々減少しているそうです。

辺野古

瀬嵩の浜

辺野古・大浦湾は「ホープスポット」にも認定されるほど自然豊かな海です。
この素晴らしい環境を後世に残していきたいですね。

チビチリガマ

悲しい集団自決があったチビチリガマです。
米軍が最初に上陸した浜から600mしか離れていません。
最初に多くの住民が犠牲になった場所です。
未だ収骨が完了せず遺族の意向により洞内に入ることは禁止されています。

嘉手納基地

4回の展望所から嘉手納基地が一望できる「道の駅かでな」。
ここには騒音指数の表示板が付いていました。
周辺住民は日夜米軍の戦闘訓練による騒音に悩まされています。

嘉手納基地からすぐの砂辺地区は嘉手納飛行場の騒音により土地を売り出ていく人が後を絶ちません。
その土地を購入しているのは那覇防衛施設局という機関です。
ここでも多額の税金が使われています。

嘉数高台からは普天間基地を一望することが出来ます。
普天間基地の周りには民家や学校、商業施設などが密集しており、世界一危険な基地とも言われています。
今までにも宮森小学校に米軍ヘリの窓枠が落下する事故や、沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落する事故などが起きています。


3日目もフィールドワーク。
糸数壕(アブチラガマ)→平和の礎→県立平和祈念資料館

アブチラガマ

https://abuchiragama.com/(こちらからガマの中の様子が見られます)

糸数壕はもともと周辺住民の避難所でしたが後に日本軍の病院として使われるようになりました。
ガマの中は600名以上の負傷兵で埋め尽くされました。
今回は北部ブロックから預かってきた千羽鶴を奉納させていただきました。

平和の礎

平和の礎は沖縄県平和祈念公園の中にあります。
国籍や軍人、民間人の区別なく沖縄戦などで亡くなられた方の名前が刻まれた記念碑です。
今も刻銘が続いています。


今回参加して改めて今の平和な世界に生きていられることのありがたみを実感すると同時に、私たちひとりひとりが戦争の愚かさを知り、戦争反対の意思表示をしていかなければならないことに気付きました。
平和のために軍隊を持つ必要があるのか、機会があるたびにみんなで考えていくことも大切だと思いました。

戦争体験者の高齢化が進み、生の声を聴ける機会も少なくなっています。
未来の子どもたちが自然豊かな平和な環境の中で生きていけるように、私たちが声を上げていく番だと強く感じました。

直接、歩いて目で見て感じて体験ができるフィールドワークはとても強く心に響いてきます。
沖縄県まで行かなくても茨城県内にも多くの戦跡が残っています。
一度訪れて肌で感じてみてはいかがでしょうか。

今回の「ピースアクションinオキナワ第41回沖縄戦跡・基地めぐり」の特設サイトがあるので是非覗いてみてください。
https://peace.jccu.coop/okinawa/

2023年9月19日 (火)

「2023ピースアクションinいばらき夏」が開催されました。

ピースアクション実行委員会主催「次世代に伝えたい平和への願い~被爆体験伝承者が伝えるあの日のヒロシマ~」をテーマに、8月27日(日)、会場での参加とオンラインでも参加できるハイブリッドで、ピースアクションinいばらき夏が開催されました。
100名を超える参加がありました。

ピースアクションに現地ヒロシマで参加した組合員家族が、実際にみて、聞いて感じたこと、想いを自分のことばで伝えました。
そのあと参加者全員が自分に今できること、平和への想いをこめて「私の平和宣言」を力強く発表しました。

会場の様子

集合写真

国立広島原爆死没者追悼平和祈念館の事業である、被爆体験伝承者の伊藤正雄さんによる講話。
被爆の実相(戦時下の暮らしや原爆被害のこと、人体への影響など)やご自身のこと、平和への想いなどをお話いただきました。

講話

これからも、いばらきコープは平和について考え、知る機会などを作り平和の活動を進めていきます。
いばらきコープはピースアクション実行委員会に理事、職員が参加しています。

2023年9月 4日 (月)

ピースバスツアーを開催しました〜今だからこそ、平和について考え、予科練平和記念館に行ってきました。~西部ブロック委員会

集合写真

2023年8月2日 9時~15時30分
参加者:26名(大人24名 子ども2名)

下館総合運動公園とコープデリ千代川センターの2ヶ所から乗車し、阿見町にある予科練平和記念館を見学、その後コープつちうら店でお買い物をする企画でした。

3年ぶりのバスツアーは、8月だからこそ平和について考えたいということで、阿見町にある「予科練平和記念館」に行き、また移動のバスの中では「茨城県内の戦跡動画」を観ました。
お昼は、コープつちうら店で、おいしいお弁当を食べ、ゆっくり買い物をすることができました。

予科練平和記念館外観

予科練平和記念館見学1

予科練平和記念館とは
予科練とは、「海軍飛行予科練習生」及びその制度の略称です。
第1次世界大戦以降、航空機の需要が世界的に高まり、欧州列強に遅れまいとした旧海軍が、より若いうちから基礎訓練を行って熟練の搭乗員を多く育てようと、昭和5年に教育を開始しました。
館内では当時の貴重な資料や映像などを観覧することができます。

茨城県内の戦跡動画とは
茨城大学の佐々木啓准教授のゼミ生19名と茨城県生活協同組合連合会・ピースアクション実行委員会が合同で製作したものです。
制作のきっかけとなったのは、ピースアクション実行委員会では、毎年戦争遺跡ツアーや平和のコンサート、学習会など平和の継承活動を行ってきましたが、コロナ禍でこれまでの活動ができなくなり、今だからこそ何かできることがあるのではないかと考え、時代とともに風化していく戦跡や記憶を残して伝えたいの想いから、子どもたちに伝える動画を作ることを決めたとのことです。
ナレーション、原稿、必要な画像を探す、撮影をするための指示書等、すべて佐々木先生と相談しながら学生が1年かけて製作したものです。

予科練平和記念館は、整然と美しい立派な施設でした。
係の方に1時間かけて館内の展示資料の説明を聞き、映像も観ました。
10代の若者たちが直面せざるを得なかった当時の現実は本当に残酷で、零戦や魚雷など戦争の恐ろしさと命の大切さを感じ取れる場所でした。

茨城県内の戦跡動画では、茨城生まれ茨城育ちなのに、身近にこんなにもたくさんの戦跡が残っていることに驚き、意識的にみつめ継承しなければ、忘れ去られてしまうのでは? と思いました。
戦争を学ぶとき、苦しかった被害の面と、苦しめた加害の面でとらえ、考える必要もあると思いました。

夏休みということで、小学生2人が参加してくれました。
少し難しかったところもあったようですが、若い人たちが戦争や平和について、これからも考え学んでいってほしいと思いました。
そのために、自分が何ができるのかを考え、行動していきたいと思いました。
当たり前の幸せは、当たり前ではないことを知る良い機会となりました。

予科練平和記念館見学2

予科練平和記念館見学3

参加者の方の感想

・昔の日本はこんなひどい戦争があり、若い人たちの人生は何だったのでしょう? 戦争中止の声を出すことも無理だったのでしょう。私たちは食事も困らず、良い時代に生まれて、先人のおかげです。

・小学5年生の孫と参加しました。ちょっと難しかったようですが、忘れないでほしいと思います。

・「国のために死ぬ」教育の恐ろしさを感じます。戦争は負けても勝っても悲惨です。どうしてそれなのに、世界に戦争が絶えないのでしょう。

・しばらくぶりにバスツアーに参加できて楽しかった。予科練の話を聞きながら何度も泣いてしまいました。 ・戦争体験が語れる人が少なくなっている現状、今回話を聞くことができて良かったです。

・訓練、体力、頭脳すべてにおいて優秀な予科練生たちが、国のため、家族のために、自分の命を投げて戦争に挑んだことが、特攻隊も含めて、今の世の中の成長につなげてくれたこと、改めて感謝し、大切に自分自身生きていこうと思いました。

担当のブロック委員メンバーは、バスツアーが初めてで、ハラハラドキドキでしたが、みんなで平和について考える実りある企画になったと思います。
まだまだ世界は不穏なことだらけですが、私から、そしてその周りの人たちに、平和の輪をひろげる活動を引き続き進めていこうと思いました。

2023年8月30日 (水)

2023ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ「オンライン子ども平和会議」

オンライン子ども平和会議では、未来の担い手である子どもたちが事前学習やワークショップに参加し、平和について一緒に学び、考えました。

開催日:2023 年8月7日(月) 10時~12時30分(150 分)
開催方法:オンライン開催(ビデオ会議アプリZoom使用)
募集定員:なし *今年は人数の制限は設けません。
参加対象:小学校中学年~高校生
スケジュール
9:30 会議室オープン
10:00 開会(事務局連絡、アイスブレイク、議長団選出)
10:15 学習講演(戦争や核兵器、平和について学びます)
10:45 休憩(15 分)
11:00 グループ交流
11:50 全体発表
12:20 まとめ・写真撮影
12:30 閉会
*子ども平和会議後に、議長が「アピール文」を作成し、8月8日午後の「ナガサキ虹のひろば」で発表します。

◎いばらきコープからは、水戸市の小学校6年生と取手市の中学2年生の女性が参加されました。お二人から感想文が寄せられていますので、掲載します。


子ども平和会議に参加して
水戸市の小学校6年生


<事前学習>
「自分が住んでいる地域の戦跡について調べてみる」について、DVDやYouTubeなどをみて自分の住む地域で、戦争によってどのようなことが起こったか調べておきました。
水戸を襲った爆撃機B29は160機で空襲は2時間近くおよび、水戸市街のほぼ全域が焦土と化したそうです。 私たちが住んでいる近くにもたくさんの戦跡がありました。
中でも、子どもが毎日登下校で目にする「大銀杏」は、戦争で焼け残った貴重な木だと知り、親子で衝撃を受け何か心に突き刺さりました。

<平和会議に参加して、本人の感想>
少人数のグループに分かれ、自己紹介や自分の住んでいる地域のことを話しながら交流しました。
はじめは緊張していましたが、みんなで話すことによって緊張がほぐれました。
次に、戦争や平和について話し合いました。
さらに、「戦争や核兵器の使用など、争いごとがなくなる」ために、どのようにしていけば良いか、お互いにアイディアを出し合いました。
私は、SNSなどを使って「戦争は恐ろしい」と情報発信したらよいのではないかと提案しました。そうすれば、世界にも発信でき、より多くの人に「戦争の恐ろしさ」を伝えられ、「平和」について考えてもらうチャンスにつながり、戦争や核兵器なくすことが出来るのではないかと思いました。

<感想>
子どもだけでの会議でとても話しやすかったです。
自分の意見を伝えたり、相手の意見を聞くことでいろいろなアイディアが浮かんできました。
戦争は二度と起こしてはならないことです。
どうすれば平和を維持できるかを考え、周りの人と話し合っていきたいです。
「いつもの生活」が変わらず続きますよう……。

オンライン子ども平和会議1

オンライン子ども平和会議2


子ども平和会議に参加して
取手市の中学2年生


<事前学習>
住んでいる茨城県南の戦跡資料はあまり見つからなかったので、水戸や日立の空襲についてインターネットやYouTubeなどで事前に学習しました。

日立には軍需工場が発展していたため、アメリカの標的となり、昭和45年の6月から7月にかけて1トン爆弾など、大きな攻撃を3度も受け1,500名もの犠牲者がでたこと、その日立に程ちかい水戸市は、地方の中都市でもあり、市内を走る常磐線は軍需工場へ行く労働者の移動手段もあることから、終戦間近な昭和45年8月2日に、160機ものB29が襲撃しに水戸上空へ。
真夜中0:31~2:16までの1時間45分の間、1,145トンの爆弾を投下し、300名の犠牲者がでたそうです。
東京大空襲や原爆投下については学校や『はだしのゲン』を読んで知っていましたが、自分の住んでいる県でも そんなに大きな空襲があったことに驚きました。
また、霞ヶ浦で特別攻撃隊の訓練をしたり太平洋沿岸からも戦闘機が飛び立っていたことを学び、衝撃を受けました。

<子ども平和会議ででた意見>
・若者たちが話し合うことで、戦争に対する思いや平和への願いをつないでいく
・いろいろな人と交流を通してそれぞれの違う価値観を尊重しあうことで互いを理解していく
・話を聞くだけでなく、実際に行動してみる
・核兵器をなくすためにどうしたらよいか未来について考えてみる
・証言者のお話や声を翻訳し、戦争の悲惨さや惨さを海外に広めたい
・若者世代がこれからどうしたら平和の世界に近づけるのか想像してみる
・日本各地で起きた戦争の惨禍を知ることが大切
・悲しかったことを忘れないことが大切
・核兵器など、今の現状をしっかり学ぶ
・SNSで、戦跡などの現地に行けない人でも学ぶことができるようなシステム作り
・核兵器のことを知らない人に知ってもらえるようにする
・戦争の悲惨さを自分たちが学び、後世に残すために発信していく
・周りやSNSで原爆のことを広め、少しでもいろいろな人に広がると、海外の人にも伝わる
・過去の戦争の実例だけでなく、各国で「今」起きている紛争を知り、一人ひとり「戦争」のことを知ろうという意識を持つ(⇒SNSで発信すると誰かしらには届く)
・学校の授業や地域の平和活動から戦争について知ってもらい、若者が戦争に興味をもつきっかけにする

〖知識や学びを深めたうえで、SNSなどで発信活動を行う⇒若者や海外の人にも戦争のくるしみやつらい悲しみを知ってもらうきっかけになり平和に対する関心や気持ちの幅がひろがるのではないか〗

<子ども平和会議に参加して 感想>
調さんのお話の中で、長崎では小学校から12年間、学生たちは平和の学習をしているとお聞きしました。いまも11万人の被爆者の方が生存されているということです。
しかし、実際に戦争を体験した方からのお話を直接お聞きできる月日はどんどん少なくなり、いずれなくなってしまいます。「話したくても話せなかった人」のお話も聞いてみたかったです。どれだけ苦しい思いをし、どれだけつらかったことか。
戦争から78年が経ち、人々の記憶の風化が心配されています。
私たちがこれからしていかなければならないことは、残していってくれた戦争の話を聞き続け、戦争体験者の方々の心の声を理解し、それを自分たちのような若い人たちに伝え続けていくことだと思いました。
そしてずっと忘れないでいることが、平和な世の中を守っていけるのではないかと思いました。

オンライン子ども平和会議3

オンライン子ども平和会議4

オンライン子ども平和会議5

ピースアクションinヒロシマに現地にて参加してきました。

2023年8月4日(金)~6日(日) 広島市

4年ぶりにピースアクションinヒロシマに現地にて組合員家族と事務局・担当理事で参加してきました。

ピースアクションinヒロシマ・ナガサキとは……
広島・長崎両県生協連と日本生協連は、被爆体験の継承や核兵器のない世界への思いを共有する場として、1978年から毎年開催されています。

*開催テーマ
ヒロシマの心を次世代のあなたへ~知って、感じて、動き出そう~


〇1日目 8月4日(金)
広島市到着してすぐに、広島テレビ本社1Fで、「田中聴司さんにお聞きする被爆の証言」に参加しました。

広島テレビ本社1F

広島平和記念館見学
被爆者の遺品や被爆の惨状を示す写真や資料が展示してあり、想像を絶する事が起き、一瞬で日常が奪われたこと大切な人を失った無念さに言葉では説明できない想いがこみあげてきました。

広島平和記念館見学1

原子爆弾による被害を世界中に伝えています。
遺品について、亡くなられた方のお名前や状況などの資料があり世界中から多くの方が訪れています。
二度とこんなことがあってはならないと強く感じました。

広島平和記念館見学2

広島平和記念館見学3


〇2日目 8月5日(土)
ユースフォーラムに参加
パネリストの若者たちが平和な未来について語り合い、参加者同士も交流

ユースフォーラム1

ユースフォーラム2

虹のひろば
ぞうれっしゃがやってきた
広島・長崎市長挨拶 被爆の証言 若者の取り組みの発表などがありました。
*会場には、全国の生協や各団体の展示物がありました。

虹のひろば1

虹のひろば2

虹のひろば3

ヒロシマの心を次世代のあなたへ~知って、感じて、動き出そう~の開催テーマにあるように、多くの若者の取り組みが紹介されました。
自分たちになにができるかのヒントにもなりました。
多くの生協や団体が平和の活動を進め取り組んでいることも知ることができました。

平和記念公園見学
原爆死没者の慰霊と世界恒久を祈念して開設されました。
原爆ドーム、平和資料館平和の願いを込めて設置されたモニュメントなどがあります。

平和記念公園見学

原爆の子の像

原爆の子の像には、毎年1千万羽、約10トンの折り鶴が捧げられます。

原爆死没者慰霊碑

・原爆死没者慰霊碑
原爆犠牲者の霊を雨露から守りたいとの気持ちから、はにわの家型に設計されました。
中央の石室に原爆死没者名簿が奉納されています。

原爆供養塔

・原爆供養塔
供養塔の内部には、引き取り手がのない遺骨や多くの氏名不詳の遺骨が納められています。


〇3日目 8月6日(日)
午前 記念館 慰霊碑など各自見学

とても暑い三日間でした。78年前もこの暑い中、多くの人が亡くなり、大けがを大けがを負い、水をもとめたり、家族のもとに必死で帰ろう、助けたいと行動した人たちの思いや、証言を聞き胸が痛くなりました。
ヒロシマの被爆の実相や被爆者の想いの触れ、遺構や慰霊碑を見て、感じたこと知ったことをこれからも、忘れないで今の自分にできること、平和について考えることをしていこうと思います。

2023年7月31日 (月)

「みんなdeピースアクション〜一緒に千羽鶴に仕立てましょう〜」開催しました〜東部ブロック委員会

2023年7月26日(水) 10時〜12時
カシマスタジアム会議室にて
参加者:22名(ブロック委員含む)

はじめに茨城大学の学生と茨城県生活協同組合連合会が作成した「戦跡DVD」を小さなお子様も一緒に鑑賞し、近隣の戦跡の紹介をしました。
その後、みんなで平和への願いをこめて折り鶴を作成しました。

DVD視聴中

千羽鶴作成

千羽鶴完成

タイトルのみんなdeピースアクション! と言う事で、鹿嶋センターの職員さんにも協力をいただき、みんなで参加する事が出来ました。
当日の午後、広島と長崎に千羽鶴を送りました。

《参加者の感想》

・昔訪れた鹿児島の予科練での話を思い出して、涙が出てきました。

・おうちdeピースアクションにも参加し、その折鶴を仕立てる貴重な体験が出来ました。

・平和についてのDVDを初めて観たので、これから勉強していきたいです。

・楽しく折り鶴を作成することが出来ました。


今回、幅広い年代の参加で、子どもたちには知ってもらい、平和について考えるきっかけとなり、大人には改めて平和についての考える機会になったと思いました。

2023年7月27日 (木)

2023ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ ご案内

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↑クリックで特設サイトへ

虹のひろば、上記の期日を過ぎても見逃し視聴ができます。上記のバナーより特設サイトにお進みいただきご視聴下さい。
※コメント欄に視聴した感想をお願いします。

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2023年5月29日 (月)

茨城大学の先生、学生と協力し作成した「茨城県内の戦跡の動画」をアップしました。

このDVD制作は、茨城県内に多くある戦跡を子どもたちに知ってもらい、平和について考えるきっかけになってほしいとの思いから、子どもたちに近い大学生の皆さんの言葉や目線で伝えてほしいとの想いから始まりました。
昨年4月26日に茨城大学でのキックオフから約1年。現地での取材や視察・資料収集・動画のシナリオ・制作指示書・出演・本番撮影・編集・許可取りなど多くの時間、行程をかけて学生の皆さんの想いが伝わるDVDが完成しました。

参加した学生からは、「自分で調べて自分の言葉で伝えられて良かった。」「自分の生まれ育った茨城県に多くの戦争遺構、遺跡があることを知らなかった。その背景や関係者の思いなど知れて良かった。」「県外の出身で地元に戻るが、そこでも制作してみたい。」「当時の姿が失われていく場所もあり、映像で残す意味は大きい。」「学生生活のなかで、先生、仲間で一緒に取り組めていい経験ができた。」など全員から、気持ちや感想を聞くことができました。

佐々木先生から、「それぞれの思いを、共有したり一つにしていく苦労もあったけれど、一生懸命がんばって、みんなの思いがつながって、いいものができました。ゼミのみんなも一年間本当によく頑張りました。」と一年の振り返りとともに話してくださいました。完成したDVDは、各市町村の教育委員会・学校へ提供、又各団体の学習会などで多くの方たちに観てもらいたいと思います。

▶ご視聴はこちらからどうぞ
茨城県生活協同組合連合会 (ibaraki-kenren.coop)

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2023年5月 8日 (月)

「ピースアクションin春」に参加しました。

2023年4月22日(土) 10時~12時
参加者:35名

笠間市にある「筑波海軍航空隊記念館」にて、茨城県ピースアクション実行委員会主催の「ピースアクションin春」が開催されました。ピースアクション実行委員会には、いばらきコープも参加しています。

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はじめに、記念館の旧司令部庁舎前で、開会式が行われました。

その後、2つのグループに別れて館内施設を見学しました。私達のグループは、前半は新館では筑波海軍航空隊の歴史や若くして特攻隊員として飛び立っていった若者達のお話等を聞きました。

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「零式艦上戦闘機21型後部胴体」(零戦のこうぶの4/1、ソロモン諸島で回収)の見学

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搭乗員のシンボルである白いマフラーに書かれた遺書、遺影写真と共に結婚式を挙げた花嫁、会ったこともない男性と200通にも及ぶ文通を重ねて贈られた手作りのガラスの飛行機の形のペンダントの話は見学の度に何度も聞きましたが、毎回泣けてしまいます。

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旧館は旧指令部庁舎で、ほぼその時の姿で現存しています。映画「永遠の0」など、多くの作品のロケ地ともなっています。

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後半は、実行委員会が茨城大学の学生と一緒に作った「茨城県内の戦跡DVD」を視聴しました。戦争の被害は日本のどこにもありましたが、遺跡があることを意外と知られていないことが多いようです。

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ビデオ制作にご協力いただいた伊王野様

施設の見学やDVD視聴により、あらためて平和について考える機会となりました。これを機に、県内の戦跡を見に行ってみたいといった感想も出されました。今回の参加者が家族に話をするなど、さまざまな形で発信してくださることを願っています。

2023年4月 6日 (木)

平和について考えよう 沖縄フェアde沖縄戦を知ろう! をコープひたちなか店で開催しました!〜北西ブロック委員会

コープひたちなか店で沖縄フェアを開催しました。フェアを通して沖縄戦をたくさんの方に知っていただき、平和について考えてもらえたらと思い、開催しました。

開催期間:3月4日(土)〜3月31日(金)

店舗入口近くに、沖縄県産の商品と組合員さんや総代の皆さんからいただいた平和のメッセージの展示を行いました。また、沖縄戦やいばらきコープの取り組み 「ピースアクションinオキナワ」を案内した小冊子を置きました。小冊子にはメッセージカードをつけたので、平和のメッセージも多くの方が書いてくださり、貼っていただきました。ありがとうございました。

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沖縄戦は、沖縄諸島に上陸した連合国軍と日本軍との間に行われた戦いの総称です。そして、日本唯一の地上戦になります。艦砲射撃は地形が変わるほど激しく「鉄の暴風」と表現され、両軍および民間人を合わせた地上戦中の戦没者は20万人とされるほど多くの犠牲者が出た戦争でした。

今を生きる私たちが戦争について学び、考えることが大切で、絶対戦争をしてはいけない! ときちんと一人ひとりが声をあげていくことが必要だと思います。
未来がずっと平和でありますよう、平和のバトンを子どもたちにつないでいきましょう。